ニラニスタ発・蹴球思案処

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浦和カップ 2024

浦和カップ 2024

 

結果

3月29日 金 9:30 13:50キックオフ 浦和学院

予選リーグ

韮 崎 2-2 浦和学院

韮 崎 0-0 野辺地西

 

3月30日 土 13:50 14:55キックオフ 浦和学院

予選リーグ

韮 崎 2-1 中央学院

韮 崎 0-0 浦和東

 

3月31日 日

研修試合

韮 崎 0-1 國學院久我山

韮 崎 1-0 聖和学園

 

春の浦和カップは、2勝1敗3分、得点5、失点4という結果だった。表向きの結果だけ見れば、まあまあだったのか、今一つだったのか。また得失点から見てもやはり、まあまあだったのか、今一つだったのか。これからにつながる(つなげなければいけない)多くの課題が見つかる遠征だったと思いたい。

昨年の大会は準優勝だった。とはいってもその後のチームの成長(結果)を見れば、たいしたことはなかった。よってこの時期の勝敗で一喜一憂をしてはいけない。おそらく、すべての選手、部員が大なり小なりの悩みやストレスを感じている。どうやったら点が奪えるか、どうやったら点を入れられないか、どうやったら試合に出場できるか、どうやったらトップチームに上がれるか、それなりの生き詰まりを感じ、そこからどう脱却していくかをああでもない、こうでもないと考える。まずその考えること自体が、成長へのきっかけとなる。考えることを止めないことで、行動に移すことが可能となる。大きく行き詰まれば、大きく道は開ける。ポジェティブな思考が、自分を新しい局面へと導くことができる。

ヨハン・クライフは「才能ある若手選手にこそ、挫折を経験させなければならない。挫折はその選手を成長させるための最大の良薬である」と言っている。挫折を味わい、そこから這い上がることで、ピッチで覚醒する選手が生まれる。環境や他人の影響で自分は陽の目が当たらないと思っている選手は、まずはその考えを修正すべきである。一人一人がポテンシャルは表に出るまで分からない。「環境からの刺激を挑戦的なものであると認識し、自己成長的な機会として捉え直す」ことができれば、これから訪れるチャンスを活かすことが絶対にできる。

4月からの時間の流れは、これまでよりさらに加速して流れていく。リーグ戦が始まり、県総体~インターハイと連続していく。もがき、苦しんだ選手が最後の最後に笑うことができる。

 

 

何をやっても思うようにならない時

根は育つ