ニラニスタ発・蹴球思案処

蹴辞逍遥・晴蹴雨蹴

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

インターハイ中止

インターハイ中止 光の強さと同様に選手たちも強くなっていかなければならない季節なのに、納得のいかない全体主義と印象操作に惑わされているような日々が続いている。やり場のない苛立ちと焦燥感と不安が一緒になったこの時代が訪れるとは思わなかった。 …

『浦和・埼玉サッカーの記憶』110年目の証言と提言

サッカー本 0061 『浦和・埼玉サッカーの記憶』110年目の証言と提言 編 集 豊田充穂 椛沢佑一 発行所 フットボールタウン 2019年6月17日発行 フリーマガジン『浦和フットボール通信』の創刊10周年企画として出版された本である。 生まれ育った郷…

読むサッカー

読むサッカー 全都道府県に緊急事態宣言が拡大された。山梨県も例外ではなく、すべてにおいて正常な状態に戻るのには時間がかかりそうである。 『エルゴラッソ』の紙面で「読むサッカー」を特集した。“サッカーのない”週末にサッカーを楽しむための『完全読…

第59回全国高校サッカー選手権大会 準決勝 韮崎-古河一

第59回全国高校サッカー選手権大会 準決勝 韮崎-古河一 漠然と思い描く未来らしい未来が見えない日々が続いている。 ふと、あてもなく僕のサッカーの原点について思案した。正確に言うならば、「本気でサッカーをしようと決意をした時」である。 今から4…

見ているものは同じでも、見えているものが違う

見ているものは同じでも、見えているものが違う 自分がボールを持っている。周囲には見方、敵、ゴールが視野に入る。見えているものは同じである。後天的に身に付けたスキルによって、その状況におけるプレーの選択は違ってくる。おそらく最終的なプレーの決…

『サッカーの記憶』

サッカー本 0060 『サッカーの記憶』 著 者 大住良之 発行所 出版芸術者 2009年5月10日発行 現在は多くのサッカージャーナリストがいる。その中でも個人的に尊敬できるサッカージャーナリストは、この本の著者である大住良之氏である。サッカーを見る…

春愁 ハルウレイ

春愁 ハルウレイ 「サッカーをとったら、何もない人間になるな」とは、いろいろな場所で聞く言葉である。 とは言うものの、「サッカーのおかげで今の自分がある」ことも事実である。サッカー(スポーツ)は、人間形成、人間陶冶の場である。そういった意味に…