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国士舘大OB交流会 2023

国士舘大OB交流会 2023

 

結果

 

8月13日 日 10:00キックオフ GF穂坂

韮 崎 3-2 札幌創成

 

8月14日 月 9:00 12:30キックオフ GF穂坂

韮 崎 5-0 金沢学園

韮 崎 1-0 京都橘

 

8月15日 火 9:00 13:00キックオフ GF穂坂

韮 崎 1-0 近大和歌山

韮 崎 0-0 暁星国際

 

8月16日 水 12:30キックオフ GF穂坂

韮 崎     札幌創成

韮 崎 0-3 流経大柏

 

国士舘大サッカー部のOBが指導している高校が集まり、交流試合が開催された。ありがたいことに韮高もそのご相伴にあずかり、全国のトップを目指している高校との対戦をすることになった。インターハイ準優勝の桐光学園やインターハイ初出場の金沢学院がいる中で、県内を勝ち抜くことさえ難しい激戦区の高校も参加した。

韮高は前日に小阪カップから戻ってきた翌日からのハードなスケジュールだった。ハードなスケジュールとは言うものの、全国の上を目指す高校はどこも同じような事をしている。秋の選手権に向けてのチーム作りとして、夏にたくさんの選手を起用し、どのくらいできるのかを試し、本気かどうかを見定める。

オシム語録にあるように、「ライオンに追われたウサギが肉離れをしますか。準備が足りないのです」である。夏にやれない選手はそれまでの選手となる。暑いからできない(やれない)、眠いから、足が痛いから、調子が悪いから、とたくさんやれない理由はある。自分で自分の限界をつくっていないか。その一方で、やれる選手はやっている。やれる選手がいる以上、意識が高く、目の前のことを全力でやることができる選手がピッチに立つことは必然である。

 

インターハイ準決勝で学院に負け、その後のユースリーグで帝三に負けて以来、トップチームの試合を見るのは1ヶ月以上ぶりだった。私見の感触では、かなりチーム力を上げている(上がっていなければ困る)なといった感じである。4月にはこの選手大丈夫か?と思っていた選手が、この夏までに大きく成長していて、まだこれから先も伸びるであろうと思われるので、選手の成長は本当に分からないものだと改めて思ってしまった。

監督が期待を込めて多くの選手を起用していたので、たくさんの選手を目にする事ができた。秋の選手権に向けて、大きく期待のできる韮高になっていると思う。先輩にそう言うと、「他の高校はもっともっと力をつけているぞ、韮高だけではない」と言われたので、その通りだと思った。

まだまだ自分を信じて、自分を追い込んで、上のレベルを目指すことができる。最後まで諦めないことである。闘える選手とはそういった選手なのだと思う。

この交流会に合わせて山梨県の審判研修会が行われていた。韮高サッカー部に息子がいるお父さんが、バリバリ走っていた。 暑い中で選手と同じくピッチを走っている姿を見れば、選手はもっともっとがんばれるのではないかと思えた。

 

 

楽することは一番怖いこと

あとで絶対に

後悔することになるから

柳沢敦