ニラニスタ発・蹴球思案処

蹴辞逍遥・晴蹴雨蹴

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『ぼくのプレミア・ライフ』

サッカー本 0065 『ぼくのプレミア・ライフ』 著 者 ニック・ホーンビィ 訳 者 森田義信 発行所 新潮文庫 2000年3月1日発行 手放しに面白いと言える名著である。映画化もされている。イギリスでは100万部以上を売り上げ、WHスポーツ・ブック賞を…

朝の風景

朝の風景 朝6時半前に韮高の前を通ると、グランドでボールを蹴っている選手が数人いた。授業が始まる前にボールが蹴れることの幸せを感じているのか、ライバルより多くのトレーニング時間を積み重ねているのか、その心意気は分からないけれど、遠くから見る…

TUTTO BENE

TUTTO BENE ヨーロッパでは主要国のリーグが再開され始めている。日本でもスポーツ界全体が動き始めている。サッカーに限らず、スポーツというものはそんなにヤワではない。サッカーにおいては、根強さというものは相当のものがあると思っている。…

NAKATA百景 中田英寿の足跡をたどる

NAKATA百景 中田英寿の足跡をたどる コロナ自粛期間中、SNSで「ブックカバーチャレンジ」なるものが回ってきた。サッカー仲間の本の紹介を見ていたら、興味深い本やら懐かしい本やらノーマークの本が登場して、とても面白かった。その中で『ゴール…

『サッカー茶柱観測所』

サッカー本 0064 『サッカー茶柱観測所』 著 者 えのきどいちろう 発行所 駒草出版 2007年5月15日発行 著者はサッカーとはそれほど近くない距離にいたコラムニストであり、2002年の日韓ワールドカップを機に、週刊サッカーマガジンで「サッカー茶…

始動

始動 はっきり言って、コロナとの向き合い方、付き合い方は大人でも難しい。このような状況の中で春を迎え、春が過ぎ、初夏になった。サッカーが止まってしまった100日は取り戻すことはできない。振り返れば、自粛生活の期間は、すべて教科書には載ってい…