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横山杯 第24回全国ユース招待サッカー大会

横山杯 第24回全国ユース招待サッカー大会

 

結果

予選リーグ

12月25日 月 15:00キックオフ 

韮 崎 2-1(1-0)鹿島学園

 

12月26日 火 10:30*13:30キックオフ 

韮 崎 1-2(1-0)前橋育英

韮 崎 2-1(1-1)敬愛学園

 

第3グループ

12月27日 水 9:00*12:30キックオフ 

韮 崎 4-0(2-0)堀 越

韮 崎 1-0(1-0)真 岡

 

12月28日 水 10:30キックオフ 

韮 崎 1-1(0-0)八千代

 

例年ながら、本気モードの新チームの実力を試す良い大会に参加できることに感謝しなければならない。与えられた出場機会に、自分の実力を100%出し切ることが、次への成長につながる。成長の可能性は無限である。ただし、自分の持つ力を出し切ることが条件である。

結果をみると予選リーグ2位、2勝1敗(得点5、失点5)。第3グループでは2勝1分(得点6、失点1)という戦績だった。

4日間の大会は、4勝1敗1分(得点11、失点6)という結果になった。新チームの試合を観ていないのでスコアからでしか分からないけれど、全6試合を闘い、得点に関しては、前後半ともに均等に得点できているので、それなりに点は取れるのだなと思える。失点は前半が1、後半5であったので、集中力やスタミナがある時には良い試合運びができるのではないかと憶測する。

試合結果だけで判断するのは一番危険で、この時期には特に内容について深く掘り下げなければならない。良くもなく、悪くもなくこれから期待できる戦績であったのではないか。

横山杯では得たものは何だったのだろうか。多くの課題を得ることができれば、大きな収穫である。「まだまだ」と痛感できれば、これからのトレーニングで鍛えれば良いだけである。実際のところ「まだまだ」であり、学ばなければならないことは多い。

「学び」とは「知る喜びと新たな価値の創造」だとしたら、今回の大会で「まだまだ」の部分でどのような学びがあったのだろうか。どのような「知る喜び」があり、どのような「新たな価値の創造」のヒントがあったのだろうか。

思考を整理し、試合を振り返り、次に活かすにはどのようなアクションが必要かを深く考えることは、絶対に必要なことである。自己探求に対して高揚感が加われば、強い個に近づける。

断言できることは、韮高サッカー部の将来は明るいということである。これは根拠のある明るさなので、明るい未来を信じて全力のトレーニングを積み重ねてもらいたい。

 

 

レーニングにおいて最も重要な学習機会はミスを犯した時です。自己探求のプロセスにおける修正や解決はミスを通してしか行えません。トレーニングの中でそれを重ねることによって、プレーの選択の能力が高まっていきます。

できるだけ積極的な多くのミスを経験することで、選択の精度を上げていくことに目的を置くことが有効です。