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インターハイ組み合わせ

令和5年度全国高等学校総合体育大会サッカー競技県予選兼原杯争奪サッカー大会組み合わせ

 

山梨県サッカー協会のHPで、インターハイの組み合わせがアップされていた。長い年月、コロナの影響でトーナメント表しか見ることができず、観戦者も限定された閉塞的な高校サッカーであった。ようやく会場と試合時間が記載された懐かしいトーナメン表である。何年かぶりに目にする事ができた。

 

今年の決勝戦の会場は韮崎中央公園である。地の利を活かせない韮高の試合が続いている。少し前の県総体然り、昨年の準決勝然りとパッとしない結果と内容である。今年のインターハイの開催地は北海道である。この大会を最後に次大会より福島固定開催となる。

 

1966年(昭和41年度)にサッカー競技の第1回大会が青森で開催された。第1回青森大会に出場してから、韮高の出場回数は30回となる。令和の時代になってからは、まだ韮高は全国大会へは出場をしていない。県内を勝ち抜く力を持ちながら、毎年毎年、敗れ去っているので、今年こそはと思っている。

先週の日曜日に山梨県壮年サッカー大会が開催された。第1回青森大会でプレーした大先輩が、70歳を過ぎても元気にプレーをする姿を見た。脈々と受け継がれる、内奥の自己を揺さぶるようなモノが、韮高サッカー部には存在しているように思える。それを感じられるか感じられないかは選手の感性次第ではあるものの、見えないところでつながっていることは確かである。

 

僕らの時代もインターハイに出場した。開催地は今年と同じ北海道だった。会場は室蘭で、今年は会場が旭川である。何か思い出の品がないかと箱の中を探したところ、切符が出てきた。開会式に電車に乗って行った記憶があるけれど、不確かな記憶である。今年が全国巡回開催最後で、1つの区切りでもあるので、現地に行こうと思っている。

 

オープンな大会となったので、スタンドで部員が声を出して応援することができるのかは、楽しみにしていたい。たくさんの見えないモノを力に変換し、普段の自分たちの力が出せるならば、全国は近い。ガツンとやっておかなければならない高校がたくさんある。韮高の底力を見せつけ、宿敵を打ちのめして欲しい。