ニラニスタ発・蹴球思案処

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プーマカップ 第5節

プーマカップ 第5節

 

結果

3月18日 土 10:00キックオフ グリーンフィールド穂坂G

韮 崎 1-1(0-1)磐田東

 

昨年のインターハイ静岡代表の実力のある磐田東との対戦だった。新人戦では選手権静岡代表の浜松開成に勝利し、準決勝で静学に延長敗戦という成績だった。闘う相手としては申し分のない相手であり、自分たちの実力を推し量ることのできる良い試合だったような気がする。

前半に先制されたものの、後半にしぶとく追いつき1-1のドローとなった。あと少しで勝てる試合なのに、勝利をたぐり寄せることのできない試合が続いている。新人戦もそうだったのだけれど、惜しい試合はどのチームもできる。目の前の試合をモノにできるかできないかで、選手の、チームの評価が大きく分かれてしまう。積み重ねでしか身に付かないこと(もの)が、現在の韮高は必要である。何か突然できることや、自分でも驚くプレーができることは、積み重ねたことではなく、ただの偶然である。積み重ねたことだけが習慣となり、実力となることの方が、長い目で見れば良い。日々のトレーニングでの結果が、試合の結果である。謙虚に受け止めなければならない。

もがき、苦しむ日々の中にこそ、自分の真価が問われる。苦しい中での立ち振る舞い、言動に選手そのものの姿が現れる。監督も見ているし、仲間も後輩も見ている。何よりもまず、自分に対して恥ずかしくない自分でありたい。トレーニングに挑む気持ちや姿勢は、自分の夢や目標に対して妥協はないか。日々の生活は実現すべき目標に対して恥ずかしくないものか。日常の小さなことにまで手を抜かず、誠実に、謙虚に積み重ねることができたならば、春からの闘いは、勝ち切れる試合をすることができる。

 

 

意志あるところに道あり