ルーキーリーグ 韮 崎-暁 星
結果
6月5日 日 10:00キックオフ GF穂坂
韮 崎 0-1(0-1)暁 星
コーナーキックが直接入ってしまった失点で負けてしまった。勝っても負けてもおかしくない試合で、負けてしまうということは、弱いということだろう。ルーキーリーグ2連敗となった。試合を通してちぐはぐさが拭いきれなかった。
勝っていたならば、粗削りだけれどこれからが楽しみな選手たちであるとまとめる。負けてしまったので、大雑把な雑なプレーばかりだった。もったいない試合どころが、みっともない試合だった。
単純に韮高が弱いのか、暁星が強いのかは分からない。ただ暁星は、山梨学院との試合では2-15という悲惨な失点で負けている。山梨学院>暁星、暁星>韮崎、よって山梨学院と韮高が試合をすると?という算数の問題では、答えは16-0というところだろうか。けれどサッカーは数式があてはまらないところが面白いところである。
精神的な部分で言えば、サッカーに取り組む姿勢、サッカーと向き合う自分自身のレベルが、暁星とは大きく差があるということである。ルーキーリーグにおけるこれまでの暁星の戦績を見て、自分たちは何も成し遂げていないのに油断していたのか、謙虚な気持ちはどこかへいってしまったのか、または持ち合わせてはいなかったのか、サッカーの以前の問題が露呈した。サッカーは考えているほど、簡単ではなく、甘いものではない。
自分の未熟さは少しも考えず、不平や不満、外的要因に対する責任の転嫁ではチームとして機能するどころか、サッカーをやらない方が良い。勘違いしてはいけないのは、入部してきた新入部員は誰1人としてうまい選手はいないということである。自分でうまいと思っている選手はすぐにでも転校を薦める。韮高の必要とする選手は、全力で目の前の課題に取り組むことのできる選手であり、愚直に一生懸命に努力できる選手である。そういった資質がある選手は高校3年間で驚くほど力をつける。最終学年になる頃には、大きく成長したプレーを見ることができる。中学までのちっぽけな実績や名声は何もあてにならない。
文句を言うことは容易い。不平不満は誰でもいうことができる。不平不満をぶちまけることは自らの品位を貶める。周りから見ていると、そういった選手はとても哀れに映る。決して他人のせいにしてはいけない。
チャンスは誰にでも訪れる。そのチャンスを活かすことが出来る選手は、トレーニングをしっかりした選手であり、日常に隙のない選手である。そういった選手がチャンスを活かすことができなかったら、どんな選手がチャンスをものにできるのだろうか。少なくとも韮高ではそういった選手が活躍してもらいたいと思っているし、たとえ見せかけの安い選手が活躍しても、心には響かないと思っている。
救いなのは、負けたら終わりのトーナメントではないことである。チャレンジと修正が可能なリーグ戦である。たくさんの出場していない選手がまだいるはずである。いつ自分が出場しても大丈夫なように、トレーニングを重ね、しっかりとした準備をすることである。チャンスは目の前に突然現れる。
努力する人は希望を語り
怠ける人は不満を語る