ニラニスタ発・蹴球思案処

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ユースリーグ4部・5部

ユースリーグ4部・5部

 

今年度から3チーム参加をすることになったユースリーグの4部、5部のリーグが開幕した。

 

5部リーグ

4月16日(土)

韮 崎C 7-0 富士北稜

 

4部リーグ

4月17日(日)

韮 崎B 6-1 甲府第一

 

トップチームに漏れてしまった選手の闘いが始まった。現時点での評価は、今の現在地である。今後は努力次第、自分次第で大きく変わる。大きく変わると運命まで変わる。厳しくも清々しい気持ちでサッカーに取り組むべきである。少しもネガティブになることはなく、むしろ大きく希望を持ってサッカーに取り組むことができる。

 

世界と日本、Jユースと韮高を比べた場合、着眼点としてはスピードに大きな差があると考えられる。現代サッカーにおいてスピード(速さ)は、もっとも重要視される要素である。(個人的には勉強不足ではあるけれど)、サッカー選手のスピードについては7つの異なる領域に分けられる見方がある。

 

アクションスピード

ボールを持っている時のアクションスピード

ボールを持っていない時の移動スピード

反応スピード

意思決定のスピード

予測スピード

認知スピード

 

選手の持つスピードを細かく分析すると、その選手の何が速いのかが可視化される。一番分かりやすいのはドリブルやランニングスピードであるけれど、レベルが上がるにつれて、そのスピードは活かされにくいものとなる。100m最速の短距離選手が、サッカーにおいては、全く速くない選手となってしまうことは不思議ではない。選手個々、ポジション別でもそのスピード(速さ)の特性は大きく異なってくる。

トップチームの選手と比べ、自分は何が劣っているか、勝っているかを理解し、その部分を意識してトレーニングをする。根気強く、諦めないでレベルアップを図ることが求められる。地道にそのようなトレーニングを重ねた選手が、最終的にはピッチに立つことができると思う。このような速さは、トレーニングによってのみレベルが上がるものであり、トレーニングによって大きく伸ばすことのできる領域でもある。

ただがむしゃらにがんばるという時代ではない。優れた学習能力を韮高の選手は持ち合わせていると思っている。選手の自発性に期待する。

 

進んでするのが、人の上

真似してするのが、人の中

言われてするのが、人の下

言われてもしないのが、人の屑