ユースリーグ第7節 韮 崎-山梨学院セカンド
結果
7月11日(日) 山梨学院和戸G
韮 崎 1-2(0-1) 山梨学院セカンド
県総体決勝では、山梨学院のトップチームに0-2の完敗だった。大きな課題である失点の時間帯は、後半立ちあがり、後半終了間際だった。
インターハイ決勝では、帝京三にアディショナルタイムのラストプレーで、物の見事セットプレーでやられた。失点の時間帯の課題は修正、克服されることなく、全国は逃げて行った。そういえば、ユースリーグの帝京三戦でも試合終了間際に失点して負けた。
山梨学院のトップはプリンスリーグ関東所属なので、セカンドチームが県ユースリーグ1部で闘っている。余裕をもって2-0で勝利したい試合だった。そうでもしないと、さらに上のレベルにいるトップには追いつけない。
試合は前半は0-1だった。飲水タイムまでは0-0で試合を進めた。飲水タイム後、試合に入り切れていないのかすぐに失点してしまった。
後半は雷で中断したこともあってなのか、韮高が追いついた。そしてアディショナルタイムに入ってから、またも同じ過ちを犯してしまった。課題であるやられてはいけない時間帯なのに失点。セカンドチームに1-2の敗戦となった。
もはや何も言うことはない。選手個々のサッカーとは関係があるようでない奥深い何かがあるのだろう。慢性的な失点病は、根深いと思わざるを得ない。試合運びの理解、試合の終わらせ方などの戦術的共通認識があって、行動(プレー)が伴っていなかっただけなのか、同じ過ちを何回と繰り返しても分からないだけなのか、言われたことしかできない選手なのか、言われたこともできない選手なのか。大事な試合で最後の最後で同じようなやられ方をされるということは、ちょっとやそっとでは治ることのない大きな病に似ている。
自然治癒力に頼る方法や、大きな手術をする方法など、選手権という大会までには治癒しなければならない癌である。最悪、完治することなく病に侵されたまま終わってしまうかもしれない。
サッカーはシンプルな故に奥深い。同じことが次の試合で通用しないように、最適解はなかなか見つかるものではない。一歩どころではない二歩三歩もサッカーに対して踏み込まなければ、また同じ過ちを繰り返すことになる。ユースリーグもまだ勝ち点7である。今年もダメなのか、今年はやってくれるのか、なんともスッキリしない試合が続く。
・・・・このようなことを言っていても、これは僕個人の印象論であり、感情論である。多角的視野から敗戦の過ちを見つめる必要があるように思う。