変化を恐れない
昭和~平成~令和と時代が移り変わるように、韮高サッカー部の監督も代わる。
サッカー部員はどのような受け止め方をしたのかは分からないけれど、不安になることはないと思っている。仮に大きな不安を抱いた選手がいたのなら、大きな不安以上の明るい未来があると思って欲しい。未知の未来は、大きな不安以上の大きな期待ができる日々であるに違いない。
変化を恐れるより、変化を楽しむことである。多くの部員は監督がいるから韮高を選んだのではなく、緑のユニホームの韮高を選んで進路を決定したと思っている。監督→高校ではなく、高校→監督という順序であり、その軸がブレない限り、誰が監督であっても目標を見失うことはない。
サッカーの試合でも局面が時間の経過とともに変わる。予期せぬプレーがあり、ヒヤッとすることもある。現在のサッカー選手に求められるスキルとして、フレキシブルさがある。自分の好きな事ばかりできるわけがなく、チーム内での決め事や嫌でもやらなければならないこともある。状況が目まぐるしく変わる中で、柔軟性、順応性、適応力を身に付けた選手でなければ、生き残れない。
現在の監督交代の状況も同様である。不安な変化よりも、なりたい自分に近づく変化である。受け止め方次第で状況判断が変わり、その後の展開も変わってくる。
変化を恐れず、大きく変化をする時である。韮高サッカー部にとっても、選手個々にとっても、この変化を良い方へ導いていかなければならない。もちろん僕は、誰が監督をやろうとも応援する姿勢は変わらない。