ニラニスタ発・蹴球思案処

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ユースリーグ開幕

ユースリーグ開幕

 

選手権組み合わせ抽選会の翌日に、韮高のユースリーグが始まった。韮高は日大明誠との対戦。昨年のユースリーグでは2勝。選手権では屈辱の敗戦。新チームでの新人戦は準々決勝で対戦し4-1で勝っている。前年度選手権チャンピオンにどのような試合をするのか楽しみにしていた。しかしながら雷により試合が中止となってしまい、今年度の公式戦は持ち越しとなった。

 

雷による中止の知らせを受け、一番初めに感じたことは「今年の韮高は神までも味方につけてしまったのか」だった。夏に僕はコロナの影響もあって、アニミズムや日本古代思想、神道などを改めて勉強しようと思った。その悪い影響からか、「雷神」が韮高の強い味方となったと勝手に解釈してしまった。「雷」は神(カミ)鳴(ナリ)であり、韮高のサッカーを楽しみにしていたのではないかとか、人間が観戦できない試合を八百万の神々たちも待ち遠しく思っていたのではないかなどと、勝手な妄想を1人楽しんでしまった。元々、韮高は「風神」は味方につけていて、風の吹き荒れる試合は数多くの伝説の試合を残してきている。雷神まで味方につけたのであれば、今年は人間様が観戦に行かなくても最強であるだろう。

 

ユースリーグも選手権の試合も一緒である。1戦1戦全力を出し切ることで、自らの精神的価値を高めていくことが必要である。そうすれば試合そのものに、自らの影響を与えることができるのではないかと思っている。もちろんサッカーの試合から影響を受けることは必要ではあるけれど、今はその時期ではない。サッカーそのものに主体的に、積極的に関わり、良い影響を与える立場に1人1人がなることである。

選手、部員、それを取り巻く多くの人々の想いは1つである。こんな時代だからこそ、韮高勝利の快報は大きな力となる。

 

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