選手権組み合わせ
第99回全国高校サッカー選手権大会山梨県大会の組み合わせが決まった。
高校生活で3回チャンスは訪れる。最終学年の選手にとっては最後の大会となる。毎年選手権を楽しみにしているファンにとっては「月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり」といった感じである。ただ今年の大会はコロナウイウイルスの影響で観戦が制限されるため、(僕がイメージする)選手権独特の雰囲気はなく、高揚感や緊張感なんかも違ってくるように感じる。
山梨県最多出場回数の韮高は第3シードとなった。今年はなんとしても全国への出場権を獲って欲しいと(毎年のことながら)願っている。県大会で優勝すれば、山梨県内のすべての優勝旗が並んだところを目にすることができる。新人戦、県総体、インターハイ、選手権と4つの優勝旗が並んだ景色は壮大であるだろう。全タイトル制覇は平成14年(2002年)以来であるので、現役選手からすると生まれたばかりか生まれていない。
言うまでもなく、勝利への道は険しく厳しい。そして勝利とは天から突然降ってくるものではない。地道な努力と日々の積み重ねの継続が勝利をたぐり寄せる。一般の観客は観戦できないとのことなので、緑の風が運んでくる吉報を楽しみにしている。