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球児の像

球児の像
球児の像は、韮高サッカー部が、昭和50年の地元開催インターハイで優勝した記念に建てられた。韮崎駅の改札を出ると、一番に目に入るモニュメントである。モデルは、当時韮高サッカー部の1年生だった浅利さん。現在でも元気にボールを蹴っている。
当初は「球児の泉」として噴水があった。
時代を経て、球児の像となり、駅前広場の改修に伴い、今年の夏に、現在の場所に移動した。

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普段何気なく通り過ぎていて、そこに在ることが当たり前であったのに、いざ球児の像が現在の場所に移動していると、いつも感じることのない有難みとか感謝の気持ちが湧き上がる。
1975年から、駅前に片足で立ち続けること44年。昭和・平成の時代の韮崎の駅前の顔であった。令和元年に韮崎駅前の風景が変わった。韮高サッカー部に追い風となる変化であってほしい。選手権に久しぶりに出場し、新しい国立競技場のピッチに立つことができたら、球児の像も喜ぶのではないかと思う。

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