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選手権組み合わせ

選手権組み合わせ

山梨日日新聞 2019.9.7記事】

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第98回全国高校サッカー選手権大会山梨県大会の組み合わせが決まった。
久しぶりに第1シードの韮高は、私学の強豪校が仲良く同じ山に入ったので、公立高校がひしめく山となった。沖縄のインターハイと同じく、上へと進みやすいトーナメントである。インターハイでは全国の壁にぶち当たってしまった。県大会では私学の壁をぶち破れるだろうか。その前に対戦する公立高校との試合は油断しているとやられるし、油断していなくてもやられてしまうかもしれない。

夏の終わりからユースリーグが再開した。航空に敗れた後、両校順当に勝ち進めば、選手権準々決勝で対戦する甲府商とは、1-1。そして東海甲府には4-1と勝利し、結果からみればよい方向へと進んでいる。
インターハイまでのメンバーとは大きく入れ替わっているようである。残念ながら怪我をしてしまった選手は、試合には出られない。その間、必死になってトレーニングに励んだ選手が試合に出場し、結果を出している。「この選手でなければだめだ」というスーパーな選手は韮高にはいない。

怪我から復帰して、スタメンに名を連ねることができなければ、それだけの選手である。怪我をしているときに、どのように怪我を受け止め、何を考えていたかで、今後のプレーの幅が広がるのではないだろうか。

勝利をたぐり寄せる紙一重の差とは何か。
何が勝者と敗者を分けるのか。

選手権の闘いを楽しみにしている。