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『D-sports SHIZUOKA』蹴球劇場開幕 9-10月号

11月 サッカー本
 
『D-sports SHIZUOKA』蹴球劇場開幕 9-10月号


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発行所 株式会社静岡第一テレビ
 
個人的に静岡のサッカーが大好きなので、必然的に静岡の高校サッカーも気になる。僕が静岡のサッカーが好きだということを知っていたので、9月にサッカー仲間が静岡に行った時にお土産で買って来てくれた。
山梨でも『山梨スピリッツ』というスポーツマガジンがある。そしてそこでも山梨の高校サッカーを特集した。サッカーの本場静岡でももちろん高校サッカー特集を組んだ。ちょっと比較してみた。
 
雑誌の総ページ数は120ページ。10ページほど山梨の雑誌が多い。そのうちで高校サッカーに紙面を割いたページは山梨は28ページ。静岡は70ページ。静岡は全日本少年サッカー大会の紙面を12ページ加えている。総ページ数に占めるサッカー記事の割合は山梨は26%、静岡は74%であった。
サッカーに関して言えば、住みやすい街、または居心地の良い街は静岡である。サッカーそのものが生活に密着し、生活の一部となっている。
 
静岡学園、浜松開成館、飛龍、藤枝明誠、翔洋、藤枝東常葉橘清水桜が丘清水東・・・とすらすらと強豪校、名門校が浮かぶ。そんな中で選手の前所属チームを見ることが僕の好きな事の一つである。静岡だけあり県外からサッカーを志す選手が多い。しかし「静岡産静岡育ち」の県内選手は負けていない。チーム内の県内選手の占める割合は静岡学園を除けばみんな30%未満である。僕はその位の比率がバランスが取れているのではないかと思う。
 
山梨から静岡へサッカー留学した選手が25人の中に入っていたのを見た。静岡学園で堤君(ヴァンフォーレ八ヶ岳)、浜松開成館で須貝君(フォルトナSC)、清水桜が丘で川窪君(フォルトナSC)、山中君(フォルトナSC)。高校3年間を終え、みんなそれぞれの道に進む。社会人になったら、小、中と一緒にプレーした仲間、闘った仲間とまたサッカーをして欲しいと思う。
 
指導者も興味深く見てしまった。同世代では藤枝明誠、浜松開成の監督がいた。清水桜が丘の監督は大瀧監督(僕らの世代は川口)であった。
静岡の代表は藤枝明誠となった。コーチにはVF甲府でGKをしていた安部謙作もいる。山梨学院と同様に藤枝明誠も応援したい。