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ユースリーグ5部 第2節 韮 崎-甲斐清和

ユースリーグ5部 第2節 韮 崎-甲斐清和

 

5月16日(日)  

韮 崎B 10-1 甲斐清和

 

毎試合目標である10得点を奪うことができた。残念だったのは失点1だったことである。失点1をまあ仕方がないと思うか、失点1でも負けたようなものだと思うか、得点10を良くやったと思うか、まだまだだと思うか、受け止め方が今後のトレーニングの取り組み方を左右する。

失点1こそが、Bチームの選手がトップチームで試合に出場できないでいることを象徴している。詰めの甘さと、自分への甘えが、そのまま試合に出る。おそらくAとBの差はとてつもない差ではなく、ちょっとしたことの差であると思われる。そのちょっとしたことは、受け止め方だったり、考える力だったり、実行する力だったりする。その差は小さいようで、積み重なれば大きな差となる。そしてその差はまだ修正可能であり逆転可能である。AとBの差は、山梨学院と韮高ほどの差しかないと考えるならば、選手権のピッチに立っていても全く不思議ではない。

まずは手を抜かない、妥協しない自分をつくることである。サッカーはもちろん、学校生活でも私生活も全力で苦しみ挑んでいくこと。誰が見ていようと見ていまいとその気概と姿勢は必ず評価されるものだし、仲間からの信頼を勝ち取ることができる。いつも全力を尽くす努力は、体に沁み込ませたい。

これからもつらいこと、苦しいことは続く。むしろ続かない方がおかしい。試合中は、対戦相手が強いほどつらく、苦しい。その状況下で、どのようなプレー、立ち振る舞いができるかで、勝敗が左右し、人間の価値が分かる。

 

 

蹴れども 蹴れども 

なお我がサッカー 上手くならざり 

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