ユースリーグ5部 韮 崎-甲府西
結果
4月24日 日 11:00キックオフ くぬぎ平G
韮 崎C 3-0 甲府西
雨が降ろうが、馬鹿みたいに暑くなろうが、たとえどのような条件でも、敵を圧倒する闘いが求められるのが、韮崎Cの使命である。相手にこんな選手なのにトップに入れないのかと思わせるプレーが求められる。そのような姿勢は必ず自分の成長につながり、チームの成長に直結する。隙のあるトレーニングをしていたり、締まりのない生活を送っているちょっとサッカーが上手い仲間は、数か月で追い抜くことができる。真剣にサッカーに向き合う選手をしっかりと評価してくれる環境が韮高には存在する。
韮高の試合を観て全体的に感じることは、守備から攻撃へのトラジションにスピード感がなく、バランスが悪いことである。このことはボールを持っている(奪った)選手が悪いわけではなく、ボールを持っていない周囲の選手の問題の方が大きい。ボールを持っていない選手は2つに分けられる。ボールを持つ選手から直接パスを受けることのできる選手と、そうでない選手である。
1 ボールに関与する選手たち
2 プレーに関与する選手たち
韮高はボールを直接受けることのできる選手の動きが、ボール保持者のサポートになっていず、極端に言えばボール保持者がかわいそうになるくらいの思いやりのなさである。あれではボールは運べない。
近くにいる選手がそうなので、パスを受けることのできないポジションにいる(遠くの)選手も、ゲームを有利にするようなアクションはない。
よって現状の韮高は、ボールに関与する選手たちのアクションが希薄なので、それに伴いプレーに関与する選手は、ほぼ試合にかかわっていない。1つ1つのプレーが単発で、戦術的には厚みのない攻撃に終始する。「全員でゴールを目指す」チームにはなり切れていない。ちょっとした動きで質的優位性が生まれる状況であるのに、そのような動きができないために状況が好転しない。というか、ゴール前まで意図した攻撃ができない。
相手からすれば、ボールに集中していればいいので、とても守りやすく、ストレスの少ない守備ができる。
いずれにせよ、出来ないことを身に付ける力、未知のことを吸収する力は韮高サッカー部の選手にはあると思っている。試合をして反省し、課題を浮き上がらせ、意識してトレーニングに励む。そうやって成長していくしかない。
聞いたことは忘れる
見たことは覚える
やったことは身につく