ニラニスタ発・蹴球思案処

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新人戦3回戦 韮崎-日川

新人戦3回戦 韮崎-日川

 

結果

1月29日 日 10:30キックオフ GF穂坂

韮 崎 8-0(4-0)日 川

 

新人戦初戦は日川だった。危なげなく勝つことができた。まあ、こんなものかなといった感じである。10点以上は獲ることのできた試合だったので、物足りなさが残った人が多かったかもしれない。またこれといった選手がいないので、振り返ってみてもそれほど強烈な印象の選手、プレー、シーンが残っていない。よってスタメンに定着できる選手は、今のところ流動的である。ただやりようによっては、面白いチームになるポテンシャルはあるような気がする。

攻撃面、守備面どちらもまあまあだった。攻撃に関しては、フィニッシュの精度をもっと上げないといけない。強いチームと対戦するときは、チャンスはそう何度も巡ってこない。決定機は必ず仕留める技術がないと、自分たちは苦しみ、劣勢に立ってしまう。守備面は、こういう相手には1本もシュートを打たせない気持ちが必要である。おそらく前半は0本、後半が2本だったけれど、隙がまだまだある。高い位置でのボール奪取がまだできる。

新人戦は、複数得点、無失点で優勝する目標を実現させたい。漠然とそれが達成できるような淡い期待を抱いている。

準々決勝の対戦相手は甲府商である。韮高にとっての山梨県内の高校は、普通にやれば勝てる相手ばかりである。大きな実力差があるわけではなく、太刀打ちできないわけではない。わずかな差が勝敗を分ける。そのわずかな差をどのように埋めるのか、差をつけるのかは、日々のトレーニングとそれに臨む意識(気持ち)に懸かっている。日々の生活で楽な道を選択しないことは、当然の約束事である。理不尽さに寛容になり、目の前の壁を楽しめるかで、成長の速度は変わる。そのような継続のある取り組みは、やがてプレーに、生きる姿勢に現れてくる。