VF甲府レジェンドマッチ
【山梨日日新聞 2022.11.23記事】
【山梨日日新聞 2022.11.24記事】
ヴァンフォーレ甲府レジェンドマッチが行われた。当日の朝刊に大きな告知と翌日のマッチレポートを目にした。冷たい雨の降るあいにくの天気となってしまったけれど、そんなことは関係なく楽しそうにボールを蹴っていた。ワールドカップが開幕して、プレーのイメージは抜群に出来上がっていたと思われる。
VF甲府レジェンズと対戦する山梨レジェンズは、山梨県出身、県内学校出身を中心にしたチーム編成だった。ビックサプライズは、山梨レジェンズの監督が、現韮崎高校サッカー部小泉圭二監督だった(一応、99年にVF甲府に在籍している)。監督をする大先輩がいるのに、現在監督をしているということで抜擢された感がある。
韮高出身の山梨リジェンズメンバー
坂本武久
仲田健二
高部 聖
千野俊樹
柏 好文
監督を含め10名だった。VF甲府時代、韮高時代とかぶっているメンバーがいるので、かなり懐かしい同窓会的な雰囲気も醸していたかもしれない。
柏好文選手は韮高出身の現役Jリーガーであり、現在は広島での9年目のシーズンを終えたばかりである。天皇杯はVF甲府にタイトルを譲ったけれど、1週間後のルヴァンカップのタイトルを獲った。もちろん2試合のピッチに立ち、存在感のあるプレーをしていた。
画像を見て、韮高OBが薄っすらと分かってしまうところが、韮高OBぽい。表情からして韮高臭が抜けきっていないし、写り方が百折不撓的であると勝手に思えてしまう。
厳しい勝負の世界とは大きく距離を置いて、サッカーそのものを愉しむというイベントは心が和む。選手1人1人の生きてきた歴史や背景を知っていれば、知っているほど、味わい深いものがある。まだ山梨には表に出てきていないポテンシャルが、いろいろな所にたくさん眠っているのではないかと思う。