ニラニスタ発・蹴球思案処

蹴辞逍遥・晴蹴雨蹴

インターハイ組み合わせ

インターハイ組み合わせ

f:id:nirasakishikibu:20210613060401p:plain

インターハイ予選が始まっている。

関東大会と同様、厳しい闘いになる。そんなことは当然予測できるわけで、常日頃から「厳しい状況」に身を置き、「厳しい状況」を想定したトレーニングをしてきているならば、びっくりすることはない。トレーニングのみが自信につながる。勝つためには負けないことである。まずは自分に負けないことである。高い意識を持った強い個の集団は、大きな壁が立ちはだかろうと、みんなで乗り越えることが必ずできる。

 

今年の韮高は強い。多くの接戦をものにしてきている。なぜ強いかと言うと、どの試合でも必ず得点をしていることが挙げられる。新監督になってから、無得点で終わった試合は、決勝の学院の試合しかない。かなりの確率で韮高は1試合に1点は獲れる。ウノゼロで終わらせる試合ができるということは、強いということである。

ただ、負ける時は複数失点でやられている。これはメンタル的なものが関係している。0-1になってしまった後の試合の展開、戦術が用意されていると思うので、それをピッチに立つ選手がどのような心理状況でプレーしているのかで、その後のプレーに違いが出る。「1点は獲れる」韮高であるので、そのことはいろいろな意味で大きいアドバンテージとなる。幸い、学院戦、桐生一戦と複数失点をした貴重な経験があるので、0-1になった後、選手個人、チームとしてどのような状況であったのかを分析すれば、同じ過ちは繰り返すことはないと思っている。先制点を奪われた経験はすでに免疫がある。

歴史的敗北は、ここ何年もたくさん見てきているので、歴史的勝利を目にしたい。

 

フィジカル的な要素よりも重要なのは

概念的思考である

ペップ・グアルディオラ