ニラニスタ発・蹴球思案処

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JWFA

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新型コロナウイルスの全世界的な感染拡大のため、オリンピックが延期された。また日本サッカー協会の田島幸三会長も新型コロナに感染した。最近、一番衝撃的だったのは(僕は隠れユベンテーノなので)、ディバラの陽性反応にはショックだった。そしてマルディーニ親子のニュースにも驚いている。

 

僕の中では、現在でも多くの影響を受け続けている人物がイビチャ・オシムである。「走れば勝てるわけではないが、走らないと勝てない」とあっさりと言うオシムである。「走らないサッカー」があるのだろうか、あるはずがないと思っていると、走らないサッカーがあった。

 

「フットサル」という名称になったのは、1994年である。その前まではサロンフットボールとかミニゲームとか言っていた。今ではフットサルという言葉は認知され、普及も進んでいる。

 

フットサルと同様、またはそれ以上の流れがあるかもしれない先の時代を予想するスポーツとしてJWFAがある。

JFWA=日本ウォーキングサッカー協会

ウォーキングサッカーが次世代のスポーツとして日本にも登場している。走らないサッカーではなく、走ってはいけないサッカーである。僕自身も詳しいことは分からないでいる。先輩が普及活動をしているので、今度その体験会というか講習会に参加したいと考えている。山梨県の中でも先駆けて韮崎が(サッカーと名の付くものは)アクションを起こしたい。

 

ウォーキングサッカーのメリットとして、サッカーをやっている、やっていた人より、やったことのない人に対して、間口の広いスポーツなのかなと思う。高齢者から子供まで世代を超えた試合も実現できる。小学生くらいなら親子サッカーができるけれど、中、高になれば差が広がりすぎるので、ウォーキングサッカーならば、子供と対戦でき、それほどの差はないような気がする。大人子供、男女など差が付きにくい試合が可能となり、まずもって本当のサッカーとは違った次元の違う楽しみ方ができる。

 

サッカー選手的にウォーキングサッカーを見るならば、ボールを持っていない選手の動きがポイントとなってくると思われる。走れないのだから、考えて歩き、予測してボールを受ける場所に歩かなくてはならない。パスを出すスピードも考えなくてはいけないし、視野の確保は大きく試合を左右するのではないか。ウォーキングサッカーはサッカーをやったことのある人のほうが、むしろ(いろいろ考えすぎて)難しいかもしれない。

j-wfa.jp

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