ニラニスタ発・蹴球思案処

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ユースリーグ 韮崎-駿台甲府

ユースリーグ 韮崎-駿台甲府

 

結果

11月23日(土)13:50キックオフ 日本航空

韮 崎 3-0(0-0) 駿台甲府

 

新チームになっての初勝利となった。失点0でクローズした試合を久しぶりに見た。韮高の失点0での試合は、はるか長い月日を遡らなければならないほど昔のような錯覚に囚われてしまうのは、失点によるダメージの大きさがあるのだろうか。

 

3得点は、試合終了5分前からの連続得点だった。CKからの先制点。得点後のキックオフからボールを奪い、畳み込むような攻撃から2点目。アディショナルタイムミドルシュートが決まり3点目。

 

全体的に小粒なサッカーなので、ダイナミックさやスケールの大きさを感じさせるプレーが見られない。とは言うもののこの時期はそういうもので、ここからが個としてもチームとしても成長していかなければならないので、1つ1つのプレーにがっかりすることはないし、喜ぶこともそれほどない。

選手個々のプレーエリアの広さを大きくしていくことが課題である。カバーするエリアだったり、前後左右の動きの幅だったり、各ポジションの活動エリアを広げることが、チームの強さにつながっていく。

 

サッカーのレベルアップが強いチームを作るとするならば、何をレベルアップしなければならないかと考えた時、「サッカーに取り組む姿勢のレベルアップ」が必要である。取り組む意識であり、モチベーションであり、思考のレベルをワンランク引き上げなければ、昨年と同じ繰り返しになるかそれ以下になるだろう。言うまでもなく、自分のモチベーションを上げるのは他人ではなく、自分自身である。

 

「最も強く自分を刺激するものは何か」と自問するといい

そして、その問いに対して、行動で答えるのだ